クロトミクトガネの音楽には『日常の希望』が溢れている

お久しぶりです。

気付いたら半年ぶりの更新になってしまいました。

前回が『ソメイヨシノ』の配信の頃だったみたいで、あれから『ソメイヨシノ』のMVが公開されたり、色々とありました。

よろしければ是非観て頂けたら幸いです。

 

色々と書きたいこともありますが、前置きが長くなりそうなので、本題へ。

佐倉にクロトミクトガネという大好きなバンドがいます。

マサシさん、マキタさん、ガネさん、バンドのみならず公私共に本当にお世話になってる方々のバンド。

 

年齢差だったり、年月をかけて今の形になったのは、ホンキ!とちょっと似てるところがあるかもしれません。だから何か親近感があります。

 

そんなクロトミクトガネがこの前初めてのCDを発売されたので、改めて聴いてみると、タイトルに書きました『クロトミクトガネの音楽には日常の希望が溢れている』ということに気付きました。

 

クロトミクトガネは曲によってメインボーカルが変わるので、三者三様それぞれの良さが出ているジャンルレスな楽曲、3人それぞれの日常の中で感じたことが歌詞に表れている所が好きです。

ただ、面白いなと思ったのは、どの楽曲の歌詞も結局全部前向きな希望が書かれている気がするんです。

三者三様とは言いましたが、最終的に歌詞の根底の方向性は同じ。それが凄く面白いなと思いました。それが3人の日常から溢れてきた希望だと思います。

 

個人的に感じるのは、この3人は『音楽のための生活』と言うよりは『生活を豊かにするための音楽』を送っている人達だと思っています。

だから妙に歌詞に親近感があって、そう感じるからこそ日々の生活に対しての前向きな希望を聴いている人達、そして自分達自身に対して唄っているんだと思います。

そこが堪らなくこのバンドの好きな所でもあります。

 

年齢を重ねると音楽に対しての向き合い方を色々考える時間が増えますが、いくつになっても好きなものはいつでも好きなようにやればいいじゃないかと教わっているような気がします。

なんかあったら1曲目の『だいじょぶだぁ』を聴こうと思います。

 

色々と書きましたが、リリース本当におめでとうございます。

サブスクとかで配信するかは分かりませんが、ジャケットも歌詞カードも凄く良いので是非CDで手に取って頂きたいと思ってます。

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というわけで今回はクロトミクトガネについて書きました。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

葛藤に次ぐ葛藤だった『ソメイヨシノ』のイントロのギター(後編)

というわけで後編です。

 

この曲が出来た当時、ホンキ!はめっちゃライブしていたのもあり、ギター2人体制。

基本的にライブは前ギターのあかばちゃんが弾いていて、僕はホントにたまにライブでギターを弾くような感じでした。

だから、あかばちゃんがまずこの曲を育ててくれました。

 

四季盤の『春』はちょうどその頃だったのもあり、実は『春』に収録されている『ソメイヨシノ』では僕はそんなに弾いていません。一応、一部弾いていますが、あくまで味付け程度で弾いています。

というわけで『春』に収録されている『ソメイヨシノ』はあかばちゃんのギターです。丁寧でキラキラしてて綺麗であの感じも凄く好きです。

ソメイヨシノ

ソメイヨシノ

  • アシタカラホンキ!
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

そしてこの『春』を発売した日のライブであかばちゃんがホンキ!を卒業し、僕がライブでも弾くようになりました。

そんなある日、今の自分にも繋がる大きな転機となる1つのライブがありました。

 

僕のギター人生の中で唯一であり永遠のライバルの海野のいるバンド『月がさ』との対バン。確かホンキ!のが出番が先で、月がさのが後の出番でした。

その時の月がさのライブが凄くカッコ良くて。凄まじい熱量でキラキラしているステージとフロア。その光景を見たら「ああいう風にはなれないな」ってふと思って。そしたら自然と泣いていました。

きっと『ソメイヨシノ』のイントロに込めた気持ちによって消化出来たと思ってた「カッコ良いギターを弾きたい。カッコ良いバンドがやりたい。」って感情だったんだと思います。だから『感動』の涙ではなくて、『悔しさ』の涙。多分、ホンキ!でギターを弾く中で最初で最後の『挫折』だと思います。

 

だけど、この挫折が自分にとっては大きな転機になりました。

『カッコ良いとかじゃなくて歌に寄り添うギターが弾きたい。そしてとにかく音楽を楽しみたい。』

この頃からそう思い始め、多分これが自分にとってアシタカラホンキ!でギターを弾き続ける理由というか答えなのかもしれません。やっぱりでギターを弾く前もギターを弾き続けている今もアシタカラホンキ!の歌が好きなので。

 

そんな訳で色々な葛藤とか挫折を経て、弾き続けている『ソメイヨシノ』のイントロ。

このイントロが無かったら、多分今もホンキ!でギターを弾き続けてないと思います。

だからこのイントロには特別な想いがあるので、このイントロを弾いた時に笑顔になって貰えたり、コピーして弾いてくれたりするのが凄く嬉しいです。本当にありがとうございます。

 

最後に、僕は楽しいからギターを弾いているし、好きだから音楽を楽しみながら生活しています。好きなものを楽しみ続けたら、好きなものや人が沢山増えたり、忘れられない思い出が沢山出来ました。これからも変わらず音楽を楽しみながら過ごしていけたらなと思います。

 

前後編となってしまいましたが、ここまで御読み頂きありがとうございました。

葛藤に次ぐ葛藤だった『ソメイヨシノ』のイントロのギター(前編)

 

いつも御読み頂きありがとうございます。

 

このブログは単純に好きな音楽などの好きなところとかを只々気の向くまま好きなように書いて、少しでも興味とか持って幸いだなと思っていてたまに更新しているのですが、今回は今自分がギターを弾いているバンドの曲についてちょっと書きたいことがありましたので更新しようと思いました。

 

昨日、今自分がギターを弾いているアシタカラホンキ!というバンドの12ヶ月連続配信シングルの第6弾として『ソメイヨシノ』という曲の配信が開始されました。

ソメイヨシノ

ソメイヨシノ

  • アシタカラホンキ!
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

この曲は自分にとって凄く思い入れのある曲であり、言ってしまえばこの曲が無ければ間違いなく今このバンドでギターを弾いていない、もしかしたら今このブログを御読み頂いているあなたとも出会えてなかったかもしれないと思うくらい自分にとって大きな曲です。 

 

というわけでこの曲について少し話していこうと思うのですが、まずこの曲が出来たのは確か4年半位前(2016年の夏〜秋頃?)、僕がホンキ!の楽曲制作に携わって2曲目だったと思います(ちなみに初めて携わった曲は『iCO』です)。

2016年、言ってしまえば当時僕はオタク全盛期(しばらくお会い出来ていませんが、当時出会った界隈の皆様が日々色々なところで頑張っているから自分も頑張ろうと日々思えています。本当に宝物です。)

そして、昔からの僕を知っている方はご存知かと思いますが、元々僕はロキノン系や青春パンクを聴いて育ち、その後Xやマシンガンズにハマりジャパメタなどを聴き、そこからメタルコアなどを聴くようになり、その後原点回帰と言うと若干違うかもしれませんがパンク・メロコアに再びハマり、とにかくテンポの良くてノリの良い曲が大好き好きなロックキッズ・ライブキッズとして成長しました。その後、でんぱにハマってアイドルを聴くようになり、その辺りから色々な方との出会いもあり、一気に色々なジャンルの音楽を聴くようになりました。

 

そうした中で唯一聴いてこなかったジャンルがあります。

『歌モノ』と呼ばれているジャンルです。

(ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、アシタカラホンキ!というバンドは歌モノバンドです) 

そもそもなんで歌モノを聴いてこなかったかというと、僕は音楽に興味を持つ前から今までずっとどんなジャンルを聴いたってあくまで1番聴いていたのは歌とか歌のメロディーなので、この『歌モノ』という言葉に凄く苦手意識を持っています。

だからどうしても興味を持てなかったので通ってきませんでした。

 

というわけで、そろそろ今回のタイトルにやっと繋がり始めるのですが、そんな歌モノを通ってない(むしろ苦手だった)ロックキッズ兼オタクが弾く歌モノバンドのギター。

やっぱり苦労しました。

当時は自分の好きな音楽とバンドでやろうとしている音楽のギャップ、そしてその頃は一度バンドから離れて戻ってきた頃でもあったのでやっぱり自分の好きな音楽をやりたいって気持ちはありました。だから凄く悩みました。

 

そんな中、生まれたのがイントロのあのフレーズです。

ロックンロールが好きだという気持ちを抑えたくないという自分のエゴを詰め込んだ最初のチョーキング、そして初めてこの曲の歌のメロディーを聴いた時に凄く印象に残ったサビのメロディーをちょっと変えてギターでも途中弾いています。それは歌を大事にしたいからとあのメロディーをより残るものにしたかったからという意図があります。

もう一つ狙ったのが、『なるべく分かりやすくてコピーし易い、口ずさめるようなフレーズ』です。これに関しては今でも意識はしてますが、特にこの曲のイントロは自分なりに出来たかなと思ってます。だからこのフレーズを他の方がコピーして弾いてくれたり、口ずさんでくれると凄く嬉しいです。

 

そんなこんなで完成した『ソメイヨシノ』のイントロのフレーズ。

しかし楽曲も演奏し続ければどんどん成長していくように、どんどん弾いていく内に色々な想いにも変化があり、葛藤はまだまだ続くのでした…

 

ということで、本来なら続きを書こうかと思ったのですが、あまりにも長くなりそうなので、今回はこの辺で一旦区切ろうと思います。

改めて後編も書きますので、更新した際は御読み頂けたら幸いです。

 

ここまで御読み頂きありがとうございました。

 

歌詞とメロディーのリフレインは魔法だと思った日向坂46

 

日向坂46にハマってます。

 

その中で日向坂に改名する前のひらがなけやき時代の楽曲で『君に話しておきたいこと』という曲が好きなのですが、特にAメロで歌詞を繰り返すフレーズのメロディーが凄く好きで。


けやき坂46 『君に話しておきたいこと』Short Ver.

 

日向坂になってからの楽曲も歌詞やメロディーの繰り返し(リフレイン)が

結構あって、そこが凄く好きなんです。

例えば、前述した『君に話しておきたいこと』に近い感じだと、『こんなに好きになっちゃっていいの?』のサビとか。


日向坂46 『こんなに好きになっちゃっていいの?』

 

さらに『キュン』とか『キツネ』みたいに日向坂では短いタイトルをイントロやサビで何度もリフレインするのが凄く印象的で凄く好きです。


日向坂46 『キュン』

 


日向坂46 『キツネ』Short Ver.

 

個人的に歌詞の中に曲名が入っている楽曲が凄く好きです。

例えば聴き始めた頃やシャッフル再生で久しぶりに曲を聴いた時に「この曲なんだっけなー」って時にメロディーに乗って曲名が聴こえてきた時に「あっ!〇〇(曲名)だ!」ってハッとなる瞬間が凄く好きなんです。

 

日向坂の楽曲は特に歌詞の中の曲名が入っていることが多く、且つその出てくる箇所というのがとても絶妙で歌詞の中でもパワーワードとして残るので聴いた瞬間に凄くグッと来ます。

 

色々と書きましたが、ブログのタイトルに書いた通り、日向坂の楽曲の中に出てくるリフレインに気付いた時、どんどん楽曲に引き込まれていき、本当に魔法のように感じました。

これが日向坂にハマった1番の理由かもしれません。

もしかしたら楽曲制作においての1つの手法なのかもしれませんが、とにかく感動しました。

 

バンドでもアイドルでも、好きな音楽には絶対グッとくる部分というのが皆様にもそれぞれあると思います。是非そういう部分を沢山見つけてもっと好きな音楽を増やして頂けたらと思っています。

ここまで御読み頂きありがとうございました。

 

1年振りのブログ

気づいたら前回のブログから1年以上経ってしまった。

改めましてお久しぶりです。

 

というわけで毎年、その年に買った新譜の個人的ベストCDを考えているのですが、

2020年の個人的ベストCDはシバノソウさんの『あこがれ』です。 

あこがれ

あこがれ

 時に激しく、時に爽やかな中にある心地良さがとにかくたまらない一枚でした。

特に2曲目の『三月』が好きで、イントロが始まった瞬間、一気に吸い込まれるような感覚が凄く好きです。初めて聴いた時の衝撃は凄かった。

  

ちなみに2020年一番聴いた曲は、日向坂46の『ソンナコトナイヨ』でした。 


日向坂46 『ソンナコトナイヨ』

曲の流れが凄く絶妙に感じて、ついついリピートして聴きたくなります。

 

そんな感じで簡単ではありますが2020年の振り返りでした。

今年もマイペースに更新していきたいと思います。

 

ここまで御読みいただきありがとうございました。

 

気になったので

音楽系のサブスクを始めてみました。

 

そもそもなんで今までサブスクをやっていなかったかというと、やっぱりCDが好きだというのがあって、結果好きなアーティストや聴きたいと思ったCDは遅かれ早かれ購入しているので、音楽系のサブスクは便利そうだなーとは思いつつ特に始めてみようとは考えていませんでした。

 

それなのになぜ今になって始めてみようと思ったかというと、ちょうど去年買った新譜のことを考えていた時に「この新譜買えてないなー」と思うことが凄くあって。

なるべく毎月1枚は新譜を買おうと思っているものの、なかなかタイミングが合わず買えなくて、その内買いそびれてしまうことが結構ありました。

で、そんなことを考えてたらふと「サブスクやってたらもっと多くの新譜聴けてたかなー。そもそもサブスクって新譜とかどういうタイミングで配信されるんだろう?」という疑問が浮かんできました。そこから色々と音楽系のサブスクに興味を持っていって、だったらやってみようと思い、とうとう始めました。

 

とはいえ、音楽系のサブスクを始めることに対して色々と気になることもありました。

 

①新譜の配信タイミングはどうなってるのか

 例えばCDだったら、発売日があって、前日がフラゲ日だったりして、特に好きなアーティストだったらその日を待ちわびたりすると思います。では、サブスクの場合はどうなのかというのが素朴な疑問でした。「〇〇サブスク解禁!」みたいなのをよく見かけるけど「〜配信開始!」みたいなのはあまり見たことないなーとふと思ったので、そういうCDの発売前のワクワクみたいなのに近いものはあるのかが気になりました。

 

②CDの買うことが減るのか

冒頭にも言いましたが僕はCDが好きです。物としても好きだし、CDショップに行って気になる棚を1枚ずつ見たりしてCDを探したりするなどの買う過程も好きです。

これが手軽に音楽を聴ける環境になった時にどうなるのかというのが気になります。色々と聴けて満足してしまいCDを買うことが減るのか、結局サブスクで聴いて良いと思ったらCDを買うのか。個人的には多分後者な気がします。

 

その他色々とあるのですが、結局やってみないと分からないので始めてみたわけですが、とりあえずの感想としては「超楽しい」です。

まあ始めたばっかりなので、その内やってみた感想とか改めて書けたらと思っています。

 

気付いたら

2019年の振り返りとかをするつもりでブログ作ったはずなのに全然振り返らず年を越してしまいました。

改めまして明けましておめでとうございます。

 

早速ですが毎年考えているその年に発売されて買ったCDの中での個人的ベスト。

2019年に発売されて買ったCDを振り返って個人的ベストは、

シングル…欅坂46『黒い羊(TYPE-D)』

※貼り付けたリンクはSpecial Editionなので各TYPEに収録されているカップリング全曲入っていますが 、CDのTYPE-Dは『ごめんね クリスマス』がTYPE別カップリング曲として収録されています。

 

アルバム…ソフテロ『BORN TO BE BLUE』

この2枚かなと思いました。

 

シングルは収録曲全部凄く好きで、特に2019年一番聴いた曲が『ごめんね クリスマス』だったのでやっぱりこれかなーと思いました。


欅坂46 『ごめんね クリスマス』Short Ver.

いわゆる推しメンユニット曲だったので発売前から楽しみにしていたのですが、曲の世界観、コーラス、アコギが曲の物哀しさが際立たせているところ(特にAメロ)、Bメロのソロパートなどなど沢山好きなところがあって、ずっと聴いていられます。 

 

アルバムに関しては完全に『ブルースでありますように』のMVにハマったのが理由です。


ソフテロ - ブルースでありますように(Music Video) 

曲が凄く良いのとMVから感じられる日常感が更に曲の良さを出しているような気がして好きです。

朝倉みずほさんが出演されているので観たこのMVにハマり、CDを購入して聴いたら全曲違った良さがあってさらにハマる。全曲身体に自然と入ってきて心地良いグッドミュージックで最高です。

個人的には4曲目の『ミラーマン』が特に好きです。

ミラーマン

ミラーマン

  • provided courtesy of iTunes

 

ちなみに前から中古とかも含めて1年間にどのくらいCD買うのか気になってたので地道に集計していた結果、2019年買ったCDが全部で211枚でした。絶対途中で飽きて集計しなくなると思ってました。この結果を次CDラック買う時に参考にしようかなと思います。

 

他にも2019年ハマった曲、アーティスト、CDまだまだあるのですが多分長くなるのでその内また色々書けたらとは思います。

今年もマイペースに色々更新していけたらと思っていますのでよろしくお願い致します。